cinq symphonieのリネン
- cinq symphonieのリネン01
「今日もいい音がする」
いい音というのは、
はた織の奏でるカシャカシャの響。
リネンの生地を織るのは簡単ではありません。
良い音を出すためには
熟年の技術力と勘が必要です。
乾燥しないように昔からの噴霧器とストーブ、
毎日の気温や天候に合わせてコントロール。
織物の設計にしたがってタテ糸を
1本1本手作業で通していく。
余計なストレスを与えないように
丁寧に優しく、気の遠くなるような作業が
しなやかで光沢のあるオリジナルリネンを
作り上げます。
リネンの小話
- リネンは夏の生地だと思われていますが、
リネンの繊維は中が空洞で空気が含まれています。
その空気が熱を逃すことで夏は涼しく、
冬には中の空気が熱を保持するために暖かく感じ
1年を通して楽しめます。
- cinq symphonieのリネン02
「想いをカタチに」
生地を染める作業はゆっくり染めて、風で乾かす、
ただそれだけだと思うけど、
出来上がる服のカタチに合わせて
染める時間、温度、乾かす時間を調整します。
ワンピースはしなやかに、シャツはさらりと、
自然の中で作られる風合いになります。
- cinq symphonieのリネン03
「着心地への果てしなき追求」
いろんな想いを想像しながらカタチにしてゆく。
着る人の心地、動きやすさ、体型とのバランス。
見た目ではわからない袖を通した時の感覚を
大切にしたいと思います。
何もないところからカタチにする作業は
時にはお手上げ状態になることもあります。
それも全て着心地への果てしなき追求です。
たどり着いた心地よさが、
ここにあったらいいなあと思います。