cinq symphonieのこだわり
Sympaのオリジナル・アパレル・ブランドとして展開するcinq symphonie[サンク・サンフォニー]。
企画・デザイン・素材選びなど、店頭に並ぶまでの様々な過程を少しだけご紹介します。
企画・デザイン・素材選びなど、店頭に並ぶまでの様々な過程を少しだけご紹介します。
- how to cinq symphonie 01
cinq symphonieを支える
プロフェッショナルcinq symphonieはその名の通り、交響曲のようにいろんな奏者が混じり合い、1つの美しい楽曲を奏でています。こんな洋服がほしい!というスタッフ達の抽象的な言葉から始まり、そこからデザイン、パターン、テキスタイル、縫製…それぞれを担当されるプロフェッショナルの手に渡り、それぞれのフィルターを通して、cinq symphonie独特の世界観を持つ洋服が生まれるのです。そのやりとりはまさにシンフォニー!今回は、中でもデザインとテキスタイルを担当されるお二人にお話しを伺いながら、cinq symphonieがどのように生まれていくのかをお伝えしたいと思います。
- how to cinq symphonie 02
言葉を紡ぐ
cinq symphonieのラインナップは、他のブランドのように春夏・秋冬というシーズンで区切ることはしていません。
毎月のミーティングから、毎月新作が生まれてきます。
ミーティングで出てくるキーワード、気分、要望…そう言った言葉を拾い集め、紡いでいく…それが裏方としての仕事だとお二人はお話しして下さいました。
「私たちは洋服を作ることが好きです。なので、もし欲しいものがあればお伝え下さい、何でも良いから投げかけて下さい、恥ずかしがらず素直に、矛盾しててもいいから。その言葉を洋服というカタチに置き換えていくのが私たちの仕事です。」
言うなればSympaのスタッフ達がデザイナーでもあり、そこで生まれた言葉をデザイン、パターン、テキスタイル、縫製のプロ達の手で紡ぎ、cinq symphonieが生まれてくるのです。
- how to cinq symphonie 03
『着心地のよさ』を追求する
cinq symphonieの特徴を一言で表せば『着心地のよさ』に尽きると思います。
その『着心地のよさ』はSympaスタッフからの要望や、素材、パターン、デザイン…それらが全て調和することによって生まれるものです。
「もちろん肌ざわりや素材感など『着心地のよさ』を支える具体的な要素はありますが、それ以上に、抽象的な要素…例えば、袖を通した時に生まれる感動やときめき、気分に寄り添うような…そういった感覚的な部分をもっとも大切にしています。」
「素材にはもちろんこだわりもありますし、実はなかなか珍しい生地も使用していることも多いです。でも、そこを売りにはしたくはないんです。そんなウンチクなんかより、あくまでも『着心地のよさ』が一番なんです。」
『着心地のよさ』を他のもので邪魔したくない!と言うくらい、とにかく全て『着心地のよさ』を実現するためなのです。
- how to cinq symphonie 04
製造の現場でも
言葉を拾い集めるお二人の現場でも抽象的な言葉が飛び交っているようで、仮縫いしたものを修正する時も「ここは、もうちょっとギュッと!」とか「ふわっと」とか、そういう言葉の応酬らしいです。
「本当なら、もう何cm詰めてとか具体的な数字で指示を出すべきなんでしょうが、それよりも気分や雰囲気を大切にしたいので、そういう伝え方になります。パタンナーもそれをよく理解して汲み取ってくれるので。『着心地のよさ』はパターンの役割が重要ですから、そういうやりとりも全て『着心地のよさ』に繋がっていると思います。」
近頃は、そういった抽象的なニュアンスを理解できるパタンナーさんも少なくなってきているようで、cinq symphonieだからできるアプローチなのかもしれません。
how to cinq symphonie 05
洋服一枚で人生が変わることもある!
- 「袖を通した瞬間、外に出かけたくなる、そういう出会いもあると信じています。」
お二人がそう話してくれました。
確かに洋服って時と場合によっては『たかが洋服』ですし、『今日は何着よう?』という時間が面倒だったり、いつクローゼットを見ても『着たい服がない!』ってこともあります。
でも逆に、それがある1着の洋服との出会いで一変することもあるんです!
『今日は何着よう?』がわくわくするようになったり、クローゼットの中には着たい服ばかりになったり、そうなれば本当に人生が楽しくなると思いません?
そんな楽しい人生のお手伝いすることが、cinq symphonieの夢なんです。
まだcinq symphonieの『着心地のよさ』を未体験な方は、是非一度、袖を通してみてください。